米連邦準備制度理事会(FRB)のバー副議長(銀行監督担当)は20日、金融システムに対するリスクに対して警戒を怠らないよう規制当局に強く求めた。 今月末に退任するバー氏はワシントンにあるジョージタウン大学ローセンターでのイベントに参加し、ストレステスト(健全性審査)や監督の信頼性を維持することの重要性を強調するとともに、気候リスクやノンバンクセクターの問題に照準を定める必要性を指摘。
フレーザー氏は「連邦政府の最近の政策変更には、全ての連邦政府の請負業者に適用される新たな要件も含まれており、さまざまな背景を持つ同僚を引きつけ支援するためにこれまで採用してきたグローバル戦略やプログラムの一部に変更が必要となっている」と説明した。
加藤勝信財務相は21日の閣議後会見で、円が対ドルで一時約2カ月半ぶりに150円を突破して上昇したことに関し「為替に関する認識は従前の通り」と述べた。 同日朝の東京外国為替市場の円相場は1ドル=149円台半ばと約2カ月半ぶりの高値圏で推移。日本銀行の早期利上げ観測が強まり、円が買い進まれている。